2間(約3.6m)幅の細い道が現在もとぎれとぎれながらたどることができる。西那須野地区内では槻沢で分岐して二つのルートが追跡される。一つ目は槻沢から高柳の運動公園横を通り、塩原街道と交差して旧とりせんの横を通り二つ室に抜ける道。もう一つは槻沢から石林に抜けて下永田、一区町につながるルートである。二つのルートは大田原市平沢で合流する。
一つ目のルートは旧村の槻沢から当時のススキの那須野が原を通った、いわば西那須野で最も古い歴史をもつ「街道」である、今も南郷屋地内では「会津街道下」という旧地番名に名前を残す。この「道」は西栄町地内で4年後を目途に開通予定の「中央通り東側延伸部」と交差する。現在その道路用地の一部が更地となり杭とロープで仕切られ、工事標識が立っている。奇しくも最も歴史のある「道」と新しい「道路」が交錯する。
今も昔も「道」の便利さは変わらない。
西那須野の情報ウェブ そすいネット
http://www.sosui.net/index.htm
【関連する記事】
にしなすのダウンタウン物語
http://www.sosui.net/tmo/downtown/story.htm
不如帰ネット文学記念館
http://www.sosui.net/hototogisu/hototogisuindex.htm
も是非ご覧下さい。